1コースはなぜ強い?コース別1着率の基礎知識
競艇のデータを見るうえで最も重要な事実のひとつが「1コース(イン)の圧倒的な有利さ」です。全国平均では、1コースからスタートした艇の1着率はおおむね55%前後とされ、2コース以降(おおむね10%台以下)を大きく引き離しています。
1コースが有利な構造的理由
競艇のコースは1周600mで、スタート後すぐに第1ターンマークを左回りで旋回します。このとき最も内側を走る1コースの艇は、他の艇より短い距離で最初のターンを回れるため、先頭で旋回できれば後続を引き離しやすい構造になっています。先頭でターンした艇は引き波の影響も受けないため、そのまま逃げ切る「逃げ」が競艇で最も多い決まり手になっています。
コース別1着率の目安(全国的な傾向)
過去の統計では、コース別の1着率はおおよそ次のような傾向があるとされています(時期・集計により変動します)。
- 1コース: 約55%
- 2コース: 約14%
- 3コース: 約12%
- 4コース: 約11%
- 5コース: 約6%
- 6コース: 約2%
会場によって大きく違う
この傾向は全国一律ではありません。たとえば大村や徳山のように企画レースや水面特性の影響で1コース1着率が特に高い傾向の場もあれば、戸田や江戸川、平和島のようにコース幅や水面状況の影響で1コースの信頼度が全国平均より下がる傾向の場もあります。本サイトの会場別ページでは、当サイトが集計した実データにもとづくコース別1着率を公開しています。
「1号艇を買えば当たる」わけではない
1着率55%は裏を返せば「半分近くは1コース以外が勝つ」ということです。また1コースの人気は配当にも織り込まれるため、単純に1号艇を買い続けても利益が出る構造にはなっていません。本サイトでは、この「1号艇本命」を機械的に予測した場合の的中率をベースラインとして毎日算出し、データ予測がそれをどれだけ上回れるかを検証しています。詳しくは検証ページをご覧ください。